重要な経営法則(その3)

8.モデル企業のベンチマーク
9.経営におけるカラーバス効果
10.年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続ける
  (銀行融資プランナー協会)


前回からのつづきです。


モデル企業を探してベンチマークしてください。


世の中にはたくさんのヒントが既に存在しています。
自社の目指す先がオンリーワンであっても、自社の将来のモデルは形を変えて
既に存在します。現存する知恵を上手に活用することは、我々に与えられた権利
です。(一方、他者の努力に報いるための知的所有権を守る義務を厳守する
ことを忘れてはいけません。これもルールです。)
であるにも関わらず、世の中に現存する知恵を学ぼうとする人はそれほど多く
ありません。大変もったいないことです。


会社のさらなる成長を望むなら、モデルとする企業を持ちましょう。
モデル企業とは、自社がなりたい姿に近い会社です。モデル企業を見つけて
※ベンチマークしてください。

『※ベンチマーク( 英: benchmark) は、本来は測量において利用する水準点
を示す語。転じて金融、資産運用などや株式投資における指標銘柄など、比較の
ために用いる指標を意味する。また、広く社会の物事のシステムのあり方や規範
としての水準や基準などを意味する。』(引用:ウィキペディアより)


経営におけるカラーバス効果


「年がら年中、そのことばかりを考えていただけです。」
(アイザック・ニュートン氏)


『「カラーバス効果」とは心理学用語の一つです。カラーバスは「色を浴びる」
の意味です。意識していることほど関係する情報が自分のところに舞い込んで
くるようになるといったものです。例えば、「今日のラッキーカラーは赤」と
いわれると、街でその色ばかりに目が行くなども、カラーバス効果です。』
(引用:ウィキペディア)


情報やヒントは相手を選んで降りてきます。幸運も不運も同じです。
相手を選びます。求める量と質に応じて降りてくる、と解説した方がわかり易い
かも知れません。


○優良な情報を得る人は、そのような生き方をしています。
○優良な情報に恵まれない人は、そもそも情報を求めていないのでしょう。
○幸運をたくさん手にする人は、そのような考え方をしています。
○幸運を手にできない人は、幸運を避ける生き方をしているのでしょう。

原因と結果、ここでも因果の法則が働きます。


年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることを
ご提案します。(銀行融資プランナー協会)

※有り余るほどの現預金がある会社様・社長様は除きます。


○年商5億円の社長様、追加で5,000万円の運転資金を持ち続けませんか?
○年商2億円の社長様、追加で2,000万円の運転資金を持ち続けませんか?
○年商5,000円の社長様、追加で500万円の運転資金を持ち続けませんか?


◆年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けること
の長短を考えてみましょう。


○短所
・借入金利を2%とすると、経常利益が0.2%ダウンします。
・その他の短所は見つかりません。

借入れと合わせて現預金も増えます。実質の借入金額は増えません。
また、返済の原資はこの借入金です。借入れ前の資金から返済するわけでは
ありません。返済しながら現預金も減少しますが、その分借入残高も減少します。


○長所
・余裕資金を持つことで、資金繰りの苦労から解放されます。
・経営上の安全率が向上します。万が一に備えられます。
・投資などの必要な資金需要に素早く対応できます。
(投資に使ったら別途資金調達が必要になりますが、一刻を争う時は
 この資金を利用できるとの意味です。)

慢性的に資金繰り業務に追われておられる社長様は少なくありません。
この資金繰り業務を極小にして、本来の社長業務に専念できます。


◆どうすれば年商対比で、今より10%多い現預金を持ち続けることが
できるのか?

業績の良い時に運転資金の借入れを最大限行ってください。
約定返済付きの運転資金は、返済が伴います。
時間の経過に伴って、現預金残高=借入金残高も自然に減少します。
一定間隔で、借り換え、巻き直しを継続して行います。


○『借りられる時に借りられるだけ借りる。』
○『返済分を一定期間ごとに借り替え・巻き直しで補い続ける。』


長期間に渡り、戦略的に資金調達と巻き直しを、さらには金融機関対応を
丁寧に行うことで、ある程度の業績が伴えば実現できます。

…次回につづく

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