飲食業・料理人の新たな生き方

■シェア型キッチンを活用して、自店舗を持たずにデリバリーサービスを
 展開するゴーストレストラン!


「Uber Eats」や「出前館」(その根底はITですが)は、飲食業の姿も大きく
変えました。デリバリー機能が飛躍的に発展することで、デリバリー業態に無限の
可能性を与えました。自前で配達要員を持たなくても、紙のチラシを広く配布し
なくても、デリバリービジネスを始めることができます。一方でシェア型キッチン
の誕生は、デリバリー専門飲食店の開業を後押ししてくれます。



(以下、WebマガジンFoodist(飲食店.com提供)の記事から引用。)


「…『キッチンベース』では、約20坪の広さのスタイリッシュな空間に、独立
 した4つの厨房設備や調理機材がある。日中は複数のデリバリープラットフォ
 ームを活用したデリバリー専門店、そして夜中から早朝にかけては宅配・仕出し
 弁当の仕込み場所として活用していく。また、場所の提供のみならず、開業や
 運営に必要となるデリバリープラットフォームの登録手続きをはじめ、配達要員
 の確保や開業後のマーケティングサポートなどもすべて運営側が行う。
 さらに、売上や客単価、リピート率など、販売促進に必要となるデータを独自の
 システムで算出し、分析結果をシェフに提供するなど、「シェフがトライしやすい
 環境」を目指した。今年2月、募集をかけたところ、実に100人以上のシェフから
 応募があったという。…」引用終わり。


◎複数のシェフ(ゴーストレストラン)が同じ場所に集まって、切磋琢磨しながら
料理を開発してデリバリーで販売できます。
実店舗を開業するのと比べると、その開業に関するコスト・手間暇は圧倒的に
軽減されます。接客サービスを必要としないので、料理の味の磨き込みに集中
できます。デリバリーなので品ぞろえを絞り込むことも、また、お隣さんとの
組み合わせでメニューの幅を広げることもできます。
開業や運営に必要となるデリバリープラットフォームの登録手続きをはじめ、
配達要員の確保や開業後のマーケティングサポートなどはすべて運営側が行って
くれます。さらに、売上や客単価、リピート率など、販売促進に必要となるデータを
独自のシステムで算出し、分析結果を提供してくれます。


IT革命は世の中を大きく変えると言われだしてから20年が経過しました。
ITをベースに様々なソリューションが開発され、そのソリューションを使った
さらなるソリューションが創造され続けています。
「Uber Eats」や「出前館」、シェアリングエコノミー、WEBマーケティング…
シェア型キッチンを活用して、自店舗を持たずにデリバリーサービスを展開する
ゴーストレストランとは、これらの技術の融合の結果創造された、新しい飲食業の
姿でしょうか。


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