お金は大事!キャッシュフローをよくしましょう

キャッシュフロー、お金の流れに注目しましょう。

ビジネスのみならず、一般生活でもお金の流れを把握することはとても大切です。

お金の流れのことを、キャッシュ・フローということが多いですが、

ここではお金の流れに注目したキャッシュ・フロー経営の思考の基本を身につけましょう。

経営はお金がすべて

会社(ビジネス)はお金が尽きたときが死ぬときです。

お金の流れは本当に注意しなければなりません。

まずはじめに覚えておいて頂きたいのは、

キャッシュ・フローのよいビジネスと悪いビジネスがあるということです。

これからビジネスをはじめるのであれば、

キャッシュ・フローのよいビジネスをはじめる必要がありますし、

キャッシュ・フローの悪いビジネスをはじめるのであれば、

少しでもキャッシュ・フローをよくするためにどうすればよいのか、を

考える必要があるわけです。

「勘定合って銭足らず」という言葉を聞いたことはないでしょうか。

「勘定合って銭足らず」とは、

利益が上がっているのにお金がない状態」を指し、最悪の場合、

黒字倒産(利益は出ているのにお金がないために倒産してしまうこと)に行きつきます。

黒字倒産に行きついてしまう原因は、キャッシュ・フローの構造と

利益計算構造と理解していないことが挙げられます。

ここにいうキャッシュ・フローのよいビジネスとは、

利益も上がり現金も増える状態を指し、

逆にキャッシュ・フローの悪いビジネスとは、

利益は上がるけれども現金は増えないビジネスを指しています。

黒字倒産の例

例えば、ラーメン屋で想定してみてください。

毎日ラーメンが1000杯売れたとしても、

誰もお金を払ってくれなかったら潰れてしまいますよね。

代金は回収できていなくても

ラーメン自体は売れていますから売上は生じています。

1000杯売れていれば黒字でしょうね。

でも代金は回収できていませんから、給料も払うことができず

借金の返済をすることもできず、潰れてしまいます。

かなり極端な例ですが、これが黒字倒産の原理です。

黒字だけど、お金がないから倒産するわけです。

赤字でも倒産しない例

逆に、大赤字でも倒産しない会社もあります。

単純にお金をたくさん持っているからです。

「この蕎麦屋はよく潰れないな」と感じるお店、見たことないでしょうか。

蕎麦屋の売上は悪くとも、その蕎麦屋が入っているビルのオーナーが

実はその蕎麦屋をやっていて、ビルの家賃収入でお金をたくさん持っていれば

蕎麦屋が赤字でも潰れはしないですよね。

これが、蕎麦屋自体は赤字でも潰れない理由です。

これもまた極端な例ですが、要するにお金が尽きなければ会社は潰れないのです。

大切なのは資金繰りとキャッシュ・フローです。

ご質問等があればお気軽にご連絡ください。