■ 画像や紙の媒体から動画(音声)媒体への急激なパラダイムシフトへの対応を!
すべてが大きく変化しています。
過去のビジネスモデルが大きな音を立てて崩れています。
はるか昔のルールの呪縛に縛られたままの事業体は、
新しいビジネスモデルを創造した新興勢力に置き換わります。
人口は減少し、市場規模は小さくなります。
競争はさらに激化し、弱者は最後の価格競争を挑みながら
消耗戦を続けていくのでしょうか。
人口が減少しても労働力は近々余ります。
労働力はAIやロボットに置き換えられます。
雇用の形態も変わり、企業側は雇用しない経営、
働く側は雇用されない働き方に移行します。
大企業は黒字リストラを大規模に実施しています。
終身雇用の終焉に備え始めました。弱者に働く場所は残りません。
我々は、『生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。』
(チャールズ・ダーウィン)の言葉を肝に銘じて行動に移さなければ
なりません。もう残された時間はほとんどありません。
過去のルールをすべて疑い、新しい発想で新しいルールに
適合していくしか他に方法はありません。
繰り返しますが、時間切れ寸前です。
ビジネスのフローを、ビジネスの事業立地や型(モデル)を、
その根底から見直す努力を始めませんか。
商品開発においては、思い切った高付加価値化を図りませんか。
『ビジネスモデル俯瞰図の検証!』のまとめとして、26の着眼点を
整理して以下に記載します。
詳細は本コラムのバックナンバーを含めて再度ご確認ください。
◆売り方・プロモーションに関する着眼点
1.売り切りからサブスクリプション(月額課金)への変更ができないか
2.ファイナンス機能(クレジット、決済代行)を追加できないか
3.自社ノウハウを教えて代理店を作ることはできないか
4.自社広報媒体(D2C)を構築できないか
5.画像や紙の媒体から動画(音声)媒体へ変更できないか
6.お客様を細分化して、特定のお客様への個別対応を充実できないか
◆商品開発に関する着眼点
1.自社の商品やサービスを業種やテーマに絞り込むことはできないか
2.アッパーニッチな商品やサービスを開発できないか
3.新しい機能を付加できないか
4.不要な機能を取り除けないか
◆マネージメントに関する着眼点
1.社員雇用を行わず、フリーランス(個人及びチーム)を活用できないか
2.社員を減らすことはできないか
3.事務所を縮小できないか
4.在宅勤務で対応できないか
◆事業計画に関する着眼点
1.中期経営計画を疑ってみる
2.敢えて減収を狙えないか(余計な売上を捨てる)
3.計画を鵜呑みにしていないか(執行を先行させすぎていないか)
◆営業時間・品揃えに関する着眼点
1.営業時間・営業日を減らせないか
2.品ぞろえを減らせないか
◆飲食店の開業に関する着眼点
1.出店せずに開業できないか
2.日時限定(フル営業しない)から開業できないか
3.数量限定で営業できないか
◆新規事業・事業立地の見直しに関する着眼点
1.事業立地は優か!事業立地を見直せないか
2.ビジネスの業務フローを抜本的に組み替えられないか
3.受注型からプロダクト型に変更できないか
4.プラットフォームを作れないか
事業全体の活性化や事業立地の付加・転換など、事業自体を
その本質から見直そうとするときは、ビジネスの全体像を現した
ビジネスモデル俯瞰図を作ってみるとわかりやすいです。
事業の活性化を図りたいときの着眼点を上記に整理しました。