【知っトク】資金調達の種類と方法

起業時の資金調達の種類と方法です

資金調達方法には様々なものがありますが、

開業時に現実的に借りることができるところに焦点をあてます。

起業時の資金調達方法を、かんたんに4つ解説していきます。

1.自己資金

自己資金がいくらあるかは、かなり重要です。

自己資金が少ない=無計画であると思われます。

また、自己資金はなくなっても、ダメージは少ないものです。

(もちろん悔しいでしょうが・・)

もし事業に失敗しても借金がなければ立ち直りは早いものです。

事業を思い立ったら、毎月1万円でもよいので積み立てをはじめましょう。

2.他人からの出資

事業立ち上げにあたっての資金調達の際、他人からの出資はありがたいものです。

ただし、壮大な計画でない限り、最初は避けた方がよいでしょう。

他人からの出資してもらうにしても、身内だけのほうが良いと思います。

ビジネス立ち上げ当初は、資金が脆弱です。

他人からの資本を入れてしまうと、

すぐに総資本の数十パーセントが他人からの出資になってしまいます。

こうなると、後々ものを言う株主になってくる可能性が高く、

面倒な場合がほとんどです。

創る会社が2社目、3社目で 、すでに社長業を経験したことがあれば

他人資本を活用してもよいと思いますが、

はじめての会社(経営者初心者)であれば、なるべく避けましょう。

事業を進めて、それでも出資してくれる人が現れたら

税理士などの専門家と相談して資本政策の計画をたて、

自分の権利をしっかりと守れるようにしましょう。

また、初期段階において出資をしてくれる人に対しては

丁重にお礼を言い、出資ではなく借入にしてもらいましょう。

3.借入

自己資金が足りなければ借入を行うしかありません。

ただし、借金は借金です。

当たり前のように見えるかもしれませんが、結構深い言葉です。

詳しくは下記の記事を参照ください。

借入で失敗しないためのポイント

創業時(新規事業)の資金調達について

4.助成金

助成金というありがたい制度があります。

助成金とは、一定の条件を満たす場合

国などの公共機関が 皆さんにお金をくれる制度です。

事前の十分な準備が必要なので、

専門家(社会保険労務士である場合が多いです)と綿密に相談し、受給に備えましょう。

ただし、助成金の獲得は失敗することがかなり多いです。

当てにはせず、もらえたらラッキーだな、くらい考えた方がよいでしょう。

迷ったらまずは相談してください。